[ドイツ]ケストリッツァーシュバルツ Köstritzer Schwarzbier
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ブランド | ケストリッツァー |
ABC表記 | Köstritzer |
発酵種別 | ラガー |
色合い | |
アルコール | 4.8% |
カロリー | 144 |
製造会社 | ビットブルガー |
主製造国 | ドイツ |
このビールについての詳細
シュバルツの名に恥じない黒いビール。チョコレート系、コーヒー系アロマが軽めに効いている。スタウトビールのような風味だが強烈な味わいではなく、日本人が抱く「黒ビール=濃厚なビール」というイメージで飲むと少しものたりないかも。
ケストリッツァーは1991年からビットブルガー傘下となった。醸造所はドイツ東部に位置するテューリンゲン州バートケストリッツにある。醸造所は1543年に設立され、ビールの国ドイツにおいてもかなり歴史のあるシュバルツビール(黒ビール)製造者である。
1543年といえば日本では戦国時代。冷蔵技術がなかった当時のビールは現在とはかなり違ったものであっただろう。現在のケストリッツァー年間ビール製造量は1991年で14,500キロリットル、2004年には91,000キロリットルまで伸びている。91年の買収をきっかけとした大幅な近代化に起因した伸びだろう。だが1543年の古典ビールも飲んでみたい。おいしそう。
文豪ゲーテが愛したビール
ケストリッツァーシュバルツの有名な愛飲者にゲーテがいる。病気で食事を取れない時にはケストリッツァーを飲んで持ちこたえていたという逸話もある。ドイツのビールは麦もたっぷりと使われていそうだからパンを食べるぐらいの栄養は取れたのかも。副原料だらけで水のような日本のビールでは無理な話ではなかろうか。